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黒猫鳴いた

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/03(月) 01:21:48.34 ID:nOQ0n/Br0
ある梅雨の日の出来事
彼はバイトを普段どおり6時に終え家路に着く途中だった。
ちょうど彼の家の近くの橋を通りかかった時、
「ニャー…」  猫の声、そう感じた彼は声の主を探した
ちょうど橋の上から隠れるような茂みの中に彼は見つけた。
そのダンボール箱を。バイクを降り、ダンボールの元へ駆け寄る。
――誰か心優しい人、この猫たちを育ててください。
…捨て猫。もともと動物好きな彼はそのダンボールの中を覗き込んだ。
中には猫が四匹、ただしその内の三匹は既に息絶えているようだった
残りの一匹…他の猫よりも小さく真っ黒な毛の猫。 これはかすかだが息をしている。
…急いで家に連れて帰ろう。 彼は家に帰り、暖かい風呂に入れてミルクもあげた

子猫は元気を取り戻したようだった。  …そういえばこの猫の名前は何なんだろうか
彼が取り出したのは、その猫が入っていたダンボールに入っていたプレート。
「・・・・・・・ta」
文字が削れ落ちていて読めない。
「黒色の毛だし、クロタでいいか。よろしくなクロタ! それにしてもコイツ全然鳴かないなぁ」

その猫を拾ってから暮らし始めてからちょうど一週間が過ぎた日の夜
彼はいつもと同じようにテレビを見ていた。
―その時、テレビ画面が揺らいだ。蛍光灯がバチバチッとショートして
彼に向かい落下した。あたりは真っ暗でテレビも電気も全て消えている。
停電か… そう思ったが、窓の外から見える景色は明かりを失っていない。
何かの迫る音、振り向いた途端彼は頭に強い衝撃を受けた。
薄れゆく意識の中、彼は気づいた「そうか… あのプレートは… だから読めなかったのか…」
彼が永遠に失った後、光を失った部屋の中には二つの小さな明かりが灯っていた
――― 「ニャー」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/03(月) 01:23:14.11 ID:V/8eT+Yu0
「・・・・・・・ta」

3 :突撃ひとり ◆HITORI9Uas :2006/07/03(月) 01:24:14.06 ID:AOm5Mfa70 ?
全部呼んでないけど多分、銃夢のガリィと似た感じの話だと思う

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/03(月) 01:30:34.03 ID:wXFvLzCZ0
ナポリタン乙

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